2014年アメリカ中間選挙、民主党退潮の見込み

共和党の衰退は本当か
まあ、結構な数のメディアが2012年には共和党は衰退していると言っていたわけだが。
オバマ政権の無為の6年間の間で明らかになったのは、アメリカでさえ国民国家復権は困難なのではないかと言うこと。
第一期の大統領就任演説で明言したように、オバマは明らかに反グローバリズムの砦として、国民国家復権を目指していたが、他国ではともかく、アメリカでならば成功する見込みがあった。日本が同じことをやろうとすれば資本が流出するだけだが、アメリカは資本の最終的な引き受け手という性格を持っていたから、グロスで国家側が網をかけられる可能性が無くはなかった。
だが予想よりもずっと、グローバリズムの進展の方が先に行っていたということだろう。
オバマは何もしなかったが、必死に現状維持でとどまっていたと言えるのかも知れない。
共和党が政権を握ったとしても何が出来るわけでもなく、そもそも何をしようとする意思もなく、アメリカは、世界は一体どこへ流れていくんでしょうね。