それってフェアですか?

結婚相手は差別的な振る舞いをしないフェアな男性がいい。私が結婚・出産・育児で考えた13のルール
フェアというか、うちもこれに近いけれど、問題になるのはフェアかどうかじゃなくて何がフェアかどうかだね。
元記事で挙げられていた、「フェアの条件」だけれども、少なくとも僕から見て、これはフェアではないなという基準が幾つかあった。

以下は私が考えたルールの一部です(結婚、出産・育児について)

・お互いのどちらか一方が別れたいと思ったらすぐにきっぱり別れる
・生活費、貯蓄はそれぞれの給料から同じ割合の額を出す。こづかいも同じ。(お互いの負担率を一緒にする)
・家事はそれぞれの自由時間から同じの割合の時間を費やすことを目安にする(お互いの負担率を一緒する)
・妊娠中、育休中の働けない時期はお互いのこづかいを同額にする
・子育てのために仕事を片方にだけにセーブさせるのは禁止
・育児もそれぞれの自由時間から同じ割合の時間を費やすことを目安にする
・パートナーに子供の世話を一定期間頼むとき(プライベートな理由で)は、その後頼んだ期間分を自分も負担する
・同意なくコンドームなしのセックスはしない(←でも 、「いきなり豹変して、つけたフリをして挿入されたらどうしよう。しかもそのことに気づかず、望まない妊娠をしてしまったらどうしよう。」という不安でいっぱいです。ピルは飲んでいますが・・・。)
・計画出産、無痛分娩をする。無痛分娩費用は家計の貯蓄から出す
・産後はすぐ働きたいため、保育園に早めの時期から預ける
・子供の急な発熱の時などに、お互いが仕事で迎えに行けない場合、代わりに対応してくれる機関を利用する
・離婚後の子供の養育費も負担率が同じ額にする
・婚前契約書を作成する

私は恋人がいることの幸福さは、一部理解していると思います。子供の笑顔に心が躍るような感覚も一部分かります。だから 、結婚、出産・育児において女性の負担ばかりが多くなりやすいことに不満なのにもかかわらず、一方で中途半端に家庭を夢見る心もあって苦しいのだと思います。

以下は僕の見方。
・結婚はどちらかが一方が別れたいと思えば別れられる制度ではないので、この人が望むような淡白な関係ならば結婚制度を利用するべきではない。結婚は社会制度であって、当事者二人だけのものではないから、義務を履行したくないなら利用してはならない。
・生活費負担が同率ならば一見公平だけれども、それは頑張って稼いでいる方が一方的に不利になる。定額制の方がより公平。稼ぎが少ない方は自己責任でもっと稼げ、と言うだけの話。
・家事はいろいろあるので、掃除、食事の用意、洗濯、それぞれ大変さが違う。それに費やす時間でソートするならば、能力が低い方が得をする、つまり不公平である。家事をポイント制で分類して、同程度のポイントになるようにするべき。
・妊娠中、育休中については、通常時の収入に対して減収となった割合の分、相手側が家計に対する負担を増やす。家計費以外は個人資産なので、おこづかいという概念は不要。
・養育費の負担額は、家裁が決めるのだけれども、額においても率においても同じと言うことは無い。これには二つの考え方があると思う。親権をとるという優遇を得た方はそれに応じて負担を増やすべきという考え。逆に、養育負担からある程度免れた方は、金銭的負担を過重にして釣りあいをとらせるべきという考え。いずれにせよフェアな負担という考えならばここでも率ではなくて額で捉えるべき。