扶養義務付帯決議要求…あ、ちょっと分かったぞ

分かったっていうのは同意っていう意味じゃなくて、そういうことかなって理解したってこと。
田中康夫あたりの求める扶養義務付帯決議要求ってのがあんまり理不尽だから。
いくらなんでもバカすぎと思ってたけど、なんでまたそんなバカを言うんだろうって考えていた。
それでようやく、ああ、そうなのかと。
あくまで私個人の推測だけどね(だって補足説明もないしね)。
つまり。
認知では血縁関係の確認を科学的には求めておらず、仮に血縁関係がなかったとしてもOKと。
これは認知が血縁関係を要求していないということではないからね。その証明を求めていない、自分の意思で扶養するなら認めましょうということであって、だから、扶養の実態があるかどうかが偽装かどうかの分かれ目である!と思っちゃったのではないかと。
でも「なんとなくクリスタルナハト」の人(ブクマで見かけて面白かったので使用)、まったく考慮していないと思うけど、本当に血縁関係にある父子で扶養実態を伴っていない人なんてごろごろいるんですけどね。
離婚した母子家庭で、元夫(子の父親)が逃げ回って養育費払ってくれないなんて、ぜんぜん珍しくない話じゃん。
まして国籍法の今回のケースでは、準正できない事情のある人が対象なわけで、仮に父親に、子の母とはべつの妻がいれば、子と同居していないなんて当たり前だし、扶養義務もとどこおることだってそりゃああるでしょう。
もちろんいけないことだ。
子には不利益だ。
その、不利益を被っている子に、父親のいたらなさの責任を負わせて更に不利益を与えようとしているのが、田中さんの主張じゃないの?
これ好意的な見方だからね。
なんとか意味が通じる行動として解釈してなお、この見方がせいぜいだからね。
それって普通に差別だと思うのですが。
この人が児童の権利とか、福祉とかってのたまうのって、なんちゅうブラックジョーク。
オーウェルの平和省の域だよ、これ。田中さん、それなんてニュースピーク?