とりあえず、国家は暴力だよな
僕なんか毎日、ああやだなあやだなあ国家やだなあと思いながら暮らしてる。なんで税金とるの?なんで気に入らない奴殴っちゃいかんの?俺の暴力、認めろよ、と思いながら暮らしている。
僕と僕たちの間にいったいなにがあるのだろう。
僕は僕なのかそれとも僕たちなのか。
ヒトの赤ん坊弱すぎ。あいつらなんであんなに泣くの?
腹減っては泣き、むずかっては泣き、ふつう、死ぬだろ?食われるだろ?
でも、食われなかったからヒトはこのようなものになった。それがどれだけ特殊な生き方であることか。
国家というか社会というか。そういうものがない限り、僕たちはヒトではあり得ない。
なんと異常な生き物か。国家を内に構築することでヒトはヒトになった。ヒトは国家と寄り添って生きてきた。
国家のない生き方、暴力のない生き方は僕たちには許されていない。