2008-01-01から1年間の記事一覧

毎日には編集は存在しないのだろうか

「娘がシートベルトを嫌がるので付けずにいたら飛行機から降ろされた。日本は知的障害への理解が足りない」…障害者支援施設長 - 痛いニュース 嵌められたのではなかろうか。 障害者がシートベルトの着用を嫌がる→飛行機を下ろされる→無理解だ! となっている…

トリアージ、補足

私の父方の親戚に、創価学会員のものすごく精力的かつ有能なオーガナイザーがいて、私の父方の親戚は次々とこの人の前に陥落していった。そういうわけで、父方の親戚は学会員ばかりである。 私の父は、創価学会をすごく嫌っていた。 創価学会に限らず、宗教…

結婚の条件

http://anond.hatelabo.jp/20080816045217 ↑話題になっている、彼女の親に会ったら年収のことで馬鹿にされたよ、という話。 こうした話の時に不思議なのは、娘の年収はいくらなのかが話題にならないことだ。 世帯収入が260万円ではなかなか生活も厳しいだろ…

韓国混乱

嘘を嘘と見抜けなかったネット社会の末路 - Baatarismの溜息通信 上記の記事は、なるほど、と思いつつも、少し違うような印象も受ける。 と、言うのは、韓国で起きているのはネットvsリアル社会の対立ではなく、もっと生臭い党派的な抗争だからだ。ネットは…

義経・ジンギスカン説に近い韓国起源説

孫文が韓国系と朝鮮日報が伝えた、と台湾系メディアが報じたのはデマであるのは朝鮮日報が反論したとおりだが、民間の言説では、こうしたものがあるし、公式やそれに近いメディアにあってもこの種のマインドは指摘できる。 こうした問題が生じるのは韓国側の…

戦前マインド

筑波大学大学院教授・古田博司氏が産経ニュースに寄稿された、 朝鮮民族の復讐のカタルシスを読む。 あやふやな部分も多いとは言え、少なくとも新羅統一から言っても1300年余り、相応の歴史の長さを保有しているのだから、朝鮮民族の産物に、見るべきものが…

ネズミ算式で増える猫

ニコニコ動画の人気作品、「ふちゃぎん家」を見ていると、恐ろしくなる。 増えてゆく恐怖。 最初は一匹だった猫が、拾ったり産まれたりしてあっというまに軽くテンオーバー。 食事時に「めしくれ、めしくれ」と騒ぐ彼らを見ると、「数の暴力」という気さえし…

トリアージする社会

トリアージ論争なるものがあるらしいが、まったく読んでいないし、読むつもりもないので、たぶん全然関係のないお話。 NHK教育テレビで放送されていたのだが、各界のプロフェッショナルが小学校に赴き、小学生相手に授業を行う番組があった。 その中のある回…

おおきく振りかぶっての声優キャスティング

オタク話でなんなのだが、最近、アニメ「おおきく振りかぶって」のDVDを観直していて、つくづくこの作品はよく出来ていると思う。本編25話の野球アニメーションでありながら、描かれた試合はふたつだけ。 日常を描いている場面はもちろんあるのだが、「タッ…

搾取する福祉

中国人の”容姿”に対する考え方〜開会式口パク事件について思う を読んだ。 容姿が人間の才能のひとつということはそう。 容姿がその人の人生をいかなるものにするのか、非常に大きなウェイトを占めているというのもそう。 そうした現実と、そうした現実を踏…

As a Japanese man called "Motherfucker"

今年の初め頃、英米のネット上のフォーラムに遠出をして、捕鯨問題についてアメリカ人やオーストラリア人と話をした。落ち着いた対話になったこともあれば、「いやはやみっともないですね」みたいな勝利宣言をしたがる人がいるのはいずれも同じなので、やー…

毎日新聞のWaiWai問題考

親戚に毎日新聞の記者がいたせいもあって、私の実家は長らく毎日新聞を購読してきた。 本紙の他に、サンデー毎日も販売店から購読し、私が小学生の頃は毎日小学生新聞も購読していたのだから、わりあいヘビーな毎日ユーザーだったと言っていいだろう。 今回…

永住外国人参政権問題について

外国人参政権が司法的にどのように判断されるかについては、平成7年2月20日、最高裁第三小法廷で判決が下されている。 最高裁の判例検索で全文を読むことが出来る。 http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/89B4E23F93062A6349256A8500311E1D.pdf 要約すると、 …

コンビニエンスストアの深夜営業規制について

だいぶ出遅れた感もあるが、この問題について思うことを書いておく。 コンビニエンスストアの深夜営業規制が電力消費節減のためには無意味で、それどころか逆効果であることは、多少でも発電の仕組について知っている人ならばものの数秒で分かることで、これ…

漫画家側の甘え

前記事の続き。 続・雷句誠の件 - そこがミソ。-特撮感想などを思ったままに (新條先生のブログ中で担当編集者の弁として「編集者が安い給料で」って言ってるとこがあるけど、ここの編集がいくら貰ってるのか想像つくんでウソだろーwと思いますよ?いつも…

雷句誠氏による小学館提訴問題に関する感想

(株)小学館を提訴。 - 雷句誠の今日このごろ。 反響など・・・ - 雷句誠の今日このごろ。 更にいろいろな反響。 - 雷句誠の今日このごろ。 まゆたんブログ - 思うこと。 まんが界崩壊を止めるためには(1) - たけくまメモ まず本筋とは関係のないことから一…

自衛隊機の中国への派遣について

http://www.asahi.com/politics/update/0528/TKY200805280255.html 社民党の福嶋瑞穂党首が反対の意を表明した。これについては社民党としてはそれなりに筋が通っていると思う。 なぜまた、中国政府が自衛隊機の派遣を要請してきたのだろうかといぶかしむ。 …

危険なナショナリズム

確か日本で開催されたユニバーシアードでの映像だったと思うが、子供の頃、サッカー中継を見ていたらたまたま北朝鮮の試合で、スタンドには北朝鮮国旗があふれ、大きな旗を振りながら観客が熱心に応援をしていた。 その光景を見て、私は非常に不愉快になった…

チベット問題で何が批判されているのか

単に何かを批判していないから、その問題について賛成の立場を取っていると単純に解釈するのはあまりにも乱暴というものだ。 しかしチベット問題における左翼の不関与の姿勢が批判されているのは、そうした一般的な積極性の不在なる問題ではなく、恣意的な選…

たぶんみんな児童ポルノをもっている

児童ポルノ規制は、創作物の規制は論外として、単純所持禁止はいいんじゃあるまいかと思ってたんだけど、18歳未満が対象というのがどうもね。エフェボフィリアはたいていの人がそうなんじゃないの? たとえば17歳の少年少女に性的な欲望を感じないかと言うと…

俎上の被害者

武士が辻斬りに遭ったとして、前面に傷を受ければ名誉、背面に傷を受ければ臆病風を吹かせたとして処分されたというが、被害者にとっては理不尽というしかない。 武士の時代ならではの前近代性だが、今でも道徳的な話としては似たような非難を浴びることもあ…

聖火リレーをめぐる現象

愛国主義の強さを思う。 中国共産党の政治体制が、非常に問題が多いのは確かだが、無秩序よりはましなる考えも提示できる。よく、ロシアについても言われることだが、専制的な政治なしには国がまとまらないなる言い分が本当にそうなのかと考えてみる必要はあ…

コードギアス流出

「コードギアス 反逆のルルーシュR2」放送前の第3話がネット上に流出 - GIGAZINE テレビ放送もまだされていない「コードギアス 反逆のルルーシュR2 第3話」が You Tube に流出したという話だが、製作者側のミスであるよう。 流出云々よりこちらのほうが興味…

立川ビラ訴訟判決確定

非常に重要だと思うので書いておく。事件の経緯はウィキペディアを参照。 立川反戦ビラ配布事件 ビラ配布については形式的な違法性があるとしても、現実として野放しになっている現状がある。 嫌ならば読まずに捨てればいいだけで、強度の被害があるとは思え…

曖昧な首相、かなあ?

http://jp.youtube.com/watch?v=uxH4ZxtukrQ ↑TV朝日のダライラマ来日報道。 ブクマコメでは非難轟々。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://jp.youtube.com/watch?v=uxH4ZxtukrQ 「チベットでの暴動」 「ダライラマ14世はユーモラスなジェスチャーをまじえ…

自衛隊と思想教育

自衛官の皆様って、ああいう訓話を聞かされるのかと驚いてしまった - Gazing at the Celestial Blue ↑経由で、 朝雲ニュースを見て、びっくり。 また、田母神空幕長も壇上に立ち、近代日本の成り立ちから戦後までをアジアや欧米列強の情勢を交えて訓話、東京…

世界にとっての中国問題

主要先進国首脳会議(サミット)は元は純粋に経済問題を討議する場として設定されたが、レーガン政権下、アメリカ合衆国で開催されたウィリアムズバーグサミットあたりから、西側諸国の結束を示す、政治的な意味合いが強くなった。 もちろん内部的にはアメリ…

道徳の好きな人たち

卑怯だ!と言われて、それがなにか?と答えれば不道徳ということになってしまいそうな気もするけれど、なんだかそういうやりとりに関わっているとつくづく不毛に思う。 卑怯とか、高潔というのはまさしく価値判断であるし、評価は人それぞれ。しかも証明性も…

検閲について

はてなブックマーク経由で久しぶりにこの人のブログを読んだ。 「靖国」と表現の自由の逆説 − 石井紘基と公共の福祉の規制 - 世に倦む日々 ずいぶん叩かれているが、ドイツやカナダで、言論の自由を一部制限する法規制が採られていることを知らない人も多い…

映画「靖国」上映中止騒動について

経緯としては以下のよう。1.週刊新潮が映画「靖国」を反日映画と報道、文化庁から助成が出ているのを問題視する。 2.稲田朋美代議士らが「一種の国政調査権」を理由として配給側に事前試写を要求(対象は国会議員有志)。 3.配給側が全国会議員を対象とし…